■セティア・T・ノースランド

性別:♀
年齢:167歳(人間的に言えば18歳程度)
血液型:B
星座:蟹
好きなもの:ミア、ビーフシチュー、剣術の練習
嫌いなもの:虫、魔法の練習
趣味:チェス

ハイエルフの少女。

髪の色は、美しく肌理の細かい金髪。瞳の色は黒に近い青。
女性としてはかなり大柄で、175cm近い身長。
足先までスラッと伸びたプロポーションは一級品。女性なら誰もが羨むこと間違い無い。

ミアの館に100年ほど前から暮らしている。
今ではミアの従者の様な存在であり、彼女に絶対の忠誠を誓っている。
しかし、堅苦しい主従関係という感じは少しも無い。
「親友」とか、もっと言えば「恋人」という表現が最もふさわしいような間柄である。
事実、セティア自身から、ミアに対して恋愛感情(?)を匂わすような発言が飛び出すことも多々ある。

セティアは、エルフの上位種族であり、個体数が極めて少ないハイエルフである。
ハイエルフは、元々高いエルフの魔法力や身体能力すら遥かに超える種族で、エルフの中に、極稀に偶発的に誕生する。

セティア自身は、自分がハイエルフであることを極端に嫌う。
ハイエルフであるが故に、幼い頃から、周囲から過剰な羨望と嫉妬の眼差しを受けていたからである。
結果、それに耐えかねた彼女は自らエルフの郷を離れ、気ままに流浪の旅をする身となった。

旅の途中、雨宿りをさせてもらおうと立ち寄った館の主───ミアと知り合う。
二人は見事に意気投合し、セティアはしばらく泊めてもらうことにする。
さらに紆余曲折(後に物語にて)があって、恩義を感じたミアに生涯尽くすことを誓う。

性格は明朗活発で社交的。
とにかく爽やかで、見ていて気持ちが良い。
そしてとにかく真面目。故に、自分の問題を自分で抱え込んでしまう傾向もある。

剣術に非常に長けており、以前、館を襲ったオークおよそ100体を相手に大立ち回りを演じ、見事に撃退してみせたこともある。
反面、魔法は「本当にエルフか?」と思わせるほど、絶望的に苦手。
ミアの必死の指導も、実を結んでいる様子は無い。

趣味はチェス。だが、あまり強くはない。
いつもミアにこてんぱんにされるのが日課のようになってしまっている。

とにかくミアのことが好きで好きで堪らないらしい。
彼女を守る為ならば、自らの生命を盾にする覚悟さえあるようだ。
ひたすら一途な、いい娘である。


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